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銀河シュナイダー伝説8 〜集結篇〜


[729]銀河シュナイダー伝説:2011/09/16(金) 20:42:23 ID:348Pa7eI
ベルンハルト「シュナイダー、何か得るものはあったか?」

自身の結婚式なのに終了の第一声がシュナイダー家次期当主への質問だった。

ローゼマリー「もう、あなた。折角結婚したのにそういう無粋な事は言わないの。
ね、カールハインツ君」

シュナイダー「そうですね。義姉上。ランズベルク伯とヒルレンブラント侯爵家の娘さんと
楽しく過ごせました。」

ベルンハルト「そうか、それは良かった。呼んだ甲斐があるというものだ」

楽しそうに笑うベルンハルト。

シュナイダー(どういうことだ?兄上は自身のために私を交換条件で呼びつけたわけではないのか?)

過去の記憶が正しいならば、シュナイダーは交換条件として出席しただけであり、それにシュナイダーの
動向など関係がないはず…

シュナイダー(いや、考えてみればおかしい。それだけが理由ならば自分自身のことを差し置いて
私を他の人物に顔合わせさせる意味はほとんどないはずだ。)

もちろんシュナイダーが他の人物と顔をあわせれば間接的にシューマッハ家の力になる事もあるだろう。
しかし、それならば自分自身が行動した方が何倍も効率的なはずである。それに気づかないほど
愚かではないシュナイダーは、認めたくない結論を回避するように思考回路を連結させ
無限のループに入り込むのだった。

〜〜〜


0ch BBS 2007-01-24