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キャプテンブライト9
[100]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/09/23(金) 03:20:00 ID:dNxKCxxY
運転手「警察は俺たちを 全 力 で 探さない。動いても形だけ。そういう『取り決め』だったんだ」
ティアナ「取り決め?」
運転手「ある種の紳士協定があってな。お巡りさんの中にも悪い人がいるし、俺らの中にもマシなのもいる。
今日はそういうヤツらの小さな集会でね。俺たちがイストお嬢ちゃんの身柄を確保して、
代わりに俺たちのパトロンが何かを確保するとか、そういう話」
ティアナ「『何か』って?」
睡眠薬らしきものがカラダの中に残っていて。朦朧として、よくわからない。
運転手「そんなの知らないし、俺たちはどうでもいい。公共案件をどっちが入札したって俺たちには関係ない。
最低落札価格や入札順、どっかの会社の株価とか、何かのレートとか。どうでもいい。
ただ、そういうことに興味を示す人種がいて、彼らがカネを出すとなれば別だ。俺たちが動く」
ティアナ「何を言ってるのか、よくわからないわ」
運転手「俺もよくわからないからな。ただ喧嘩とか戦争のようなもので。これは『威嚇』なんだ。
ここまでするぞ、という威嚇。それに対してイストお譲ちゃんのパパがどんな判断をするか…。
いや…まあ実際は。それすらも決着がついてた出来レースだったんだ。
本来『イストお譲ちゃんは誘拐されるが、無事に解放される』っていうストーリーのはずが、邪魔なモノができた」
ティアナ「邪魔なモノ?」
運転手「お前の存在」
ズキッと、頭が痛んだ。
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0ch BBS 2007-01-24