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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】
[249]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/10/13(木) 17:01:49 ID:???
ナムリス(さて、これからどうする…。 マエリベリーを探すのは当然…これは数と時間を使うしかあるまい。
…となると、オレの身体は暫くはアルシオンと共に在るべきだろうな…。
懸念は2つ……ミラルパと青き衣の奴の存在。 奴らがオレと同じように、
あの世界の知識と記憶を得ていたとしたら…きっと面倒な事になるからな。)
同じように岩畳に腰を掛け、ナムリスは2人の人物の顔を脳裏に思い浮かべた。
入って来た記憶にある世界で自身の弟であった、超常の力を持つ皇弟ミラルパと・・・
そして弟が恐れた存在…土鬼の土着宗教にて『世界を救う救世主』とされた青き衣の者。
後者については伝承の類に過ぎない筈だったが、その具現と思しき女を向こうのナムリスは見ている。
いずれの人物も、向こうのナムリスにとっては忌々しく邪魔な存在であった。
ナムリス「どうやら向こうのオレは歓迎していたようだが・・・
こちらの世界では決して遭いたくないところだな。」
そう呟いて夜空を見上げたナムリス・ユブンタイ。
目的の知れぬ狂気を宿した目は、今だけは星々の美しさの中を泳いでいた。
…同じ時間、遥か遠く離れた地において、ナムリスと同じ星を見ている少年が居た。
砂の海が広がる大地と、星の海が瞬く空。
この両者の境界の少し上を、大きな屋敷のベランダから見つめながら…少年は呟いた。
???「宇宙の心……? 泣き叫ぶような声が聞こえる気がする…」
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0ch BBS 2007-01-24