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【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】


[736]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/19(土) 19:26:32 ID:???

少年「けれど……貴方と、貴方の部下のペッシさんは」

プロシュート「ペッシは部下じゃねえ、弟分だ…。」

少年「…失礼しました。 貴方とペッシさんにとっては仲間の無念を晴らす事が本懐でしょう。 
    それに組織のボス、幹部に取って代われば、自然と利益は入ってくるようになる。
    ゆえにこそ、麻薬ルートを切り捨てる事も……いや、ブチャラティと同調すら出来る。
    しかし他のメンバーはどうです? 莫大な利益を生む麻薬ルートを手放しますか?」

プロシュート「なっ…!」

少年「ブチャラティはここでの話を聞いたら、もう一度貴方に問うでしょう。
    『本当にお前達は*ヶルートを手放す意志があるか?』と。」

プロシュート「……………。」

少年「そうなったら、貴方はブチャラティにどう答えますか?」

プロシュート「グッ…!」

プロシュートは唇を噛んでいた。
血が滲むほどに強く噛んでいた。

少年「それからもう一つ……ブチャラティは確かに貴方へ協力する事を決めました。
    しかし本当に貴方に必要なのは…プロシュートさん、彼の部下の能力なのです。
    ブチャラティは部下に敬愛されるリーダーですが…
    それでも巨大な組織を裏切ってまで、部下達は彼に着いていくでしょうか?」

プロシュート「……やりようはある、奴だってチームのリーダー張ってんだ…。」



0ch BBS 2007-01-24