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銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜
[153]銀河シュナイダー伝説:2011/10/04(火) 21:21:53 ID:G990W74Q
シュナイダー(俺が…カルツを副官にしなかったからか?)
いや、多分カルツ自身それは期待していなかっただろう。もし、それを期待するのであれば
副官的なスキルを覚えるはずであり、シュナイダーの知るところ、それがあるようには見えなかった。
シュナイダー「私は艦隊の一艦長だ。どこに配属されるかは辞令書待ちだが」
その辞令書も数十分後には手渡され、その足で子爵位を得る簡易式礼典の後に移動することに
なるだろう。
メッツァ「見事に全員ばらばらだな。…だがもし、ツェルマットへ来る事があれば尋ねてきてくれ。
コーヒーぐらいはご馳走しよう」
そういい残すとあっさりと踵を返す職人気質の男。どうやらこういうしんみりする場面は得意では
ないようであった。
アルテミュラー「そうだな。私もそろそろ行かないとシャトルに間に合わないか」
軍からの出向書をいち早く手に入れていた彼は任官式へ行く理由も義務も無く、ファーナや
エマーリンクといった数人の旧友と共に自分の星へと消え去っていく。
カルツ「シュナイダー…。確かにマリーちゃんを守ることも大切じゃ。じゃが、ワシにとっては
おぬしも同じくらい、いや、それ以上に大切である事を忘れんでおってくれ。くれぐれも
無茶はするなよ」
全員がいなくなったことでようやく本音を伝える気になったのだろう。カルツは一瞬だけ
にやけているようにも見える細目を真面目なものとすると、そういいながらやはり消えていくのだった。
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0ch BBS 2007-01-24