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銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜


[881]銀河シュナイダー伝説:2011/10/17(月) 23:05:21 ID:6QWhuNvI
帝国暦481年4月 任務ターン

冷たい夜空も冷える夜露も夢幻の如く消散し、世界は淡く暖かなものへと変異していた。

シュナイダー(懐かしいな。オーディン…か)

首都星だというのに高層ビル群はひとつも無く、中世ヨーロッパを思わせるような石造りの
街並みと、綺麗に舗装された通行用の道路が整然と並び立ち、一年かけて地方を巡っていた
シュナイダーにとってやはりそこが『あるべきところ』なのだと実感させられる。

モニカ「艦長。どうかなされたのですか?」

実はオーディン生まれではない彼女にとって、シュナイダーの感慨は理解できるわけも無く
不思議そうに尋ねてくる。

シュナイダー「いや。この地から始まったんだ。だが、まだ道のりは半ばにもきていない。
私はまだ、このような感情に浸っているべきではないのだな」

モニカの言葉に自分しかわからない回答をすると、早速今月の任務を開始する事にする。


0ch BBS 2007-01-24