※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜


[999]外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/10/20(木) 21:48:58 ID:sQ71hAds
カルツ「じゃがな、こやつはついさっきだけじゃのうて、半年前のエル・ファシルで煮え湯を飲まされ
たんじゃぞ?」
そういいながら、同盟のレーションを口にするオヤジ顔の青年士官。
マツヤマ「そうなのか?……それは珍しい運命だな」
モリサキ「何が運命なもんだ。お互いの接触する前線なんてイゼルローンかここだけだろうが。」
帝国の保存食は味気ねえと文句をたらしながらそれでも口を動かすのをやめないモリサキ。
ミレウス「まあまあいいじゃない。今は生き残る事だけ祈ろう。一昨日の情報では一週間もすれば
このブリザードは止むはずなんだ。そうなれば大気の状況もまともになるだろうし、電磁パルスの
罠だって解除できる」
モリサキ「っへ!罠を仕掛けておいて、自分で足元を掬われちゃ世話無いぜ。これだから中世封建時代の
人間はよ!」
こんな時でももちろん挑発する心は忘れず、そんな軽口を叩く。
カルツ「ぐぐぐ!もう許さん!表へ出ろ!決闘じゃ!!」
モリサキ「泣いて許しを請うても後の祭りだからな!」
ミレウス「ちょ、ちょっと!そこの人もそんな暢気な顔で見てないで2人をとめてよ!」
そういいながらマツヤマの姿を見るミレウス。
マツヤマ「大丈夫だ。敵じゃないのならモリサキは無茶はしないよ。あの時もそうだった」
1人心地でそんな事を予見するマツヤマの言葉はそのとおりであり……
モリサキ「さみぃーーー!!」
カルツ「こんなところで決闘なんぞできるか!!」
半分雪だるまのようになったモリサキとカルツがビバーク先のカマクラに戻ってきたのは僅か
数分後だったという。


0ch BBS 2007-01-24