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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[22]外伝〜銀河森崎伝説〜再投降:2011/10/20(木) 22:30:12 ID:sQ71hAds
モリサキ「見世物は遠慮しとく。それに帝国のレーションは不味いからな。」
カルツ「そうか。確かに叛乱……いや、同盟の野戦食は美味かった。ワシもこっちに
見守っていたいやつがいなきゃそっちにいってもよかんじゃがな。」
モリサキ「ま、ゴエツドウシュウということだ。今更振り上げた拳を下げるだけの理性は
同盟にも帝国にも無いだろう。特にこっちは『帝国を打倒するために』建国されたようなものだからな」
笑ってはいるが、それがこの国の存在意義であるという虚しさが彼の中に到来している。
カルツ「そういう意味じゃこっちも同じじゃ。イゼルローンがあるんなら、それを門としてしまえば
ええのに、ティアマト、ドーリア、アスターテ…ヴァンフリート、アルレスハイム、それに
このカプチェランカ……全てイゼルローンより同盟側にある。星なんぞ探せば他にも無限にあるというのに
帝国は叛乱軍を潰す事以外には興味をうしなっとるのじゃ」
同じように絶対に仲間には話せない旨のうちを語るカルツ。きっと他にも同じ考えのものはいるのだろう。
しかし、上層部にそれが知られることは自身の破滅を意味しており、皮肉な事に唯一の話し相手は
敵国の人物しかいないというのがこの国の限界を示しているのだろう。
ミレウス「カルツー!そろそろ行くよ。あまり時間をかけるとまたブリザードがくるかもしれない!」
そう叫ぶ彼の声を合図とすると、モリサキとカルツ…2人は再び敵同士となるために背中を向け
歩き出すのだった。
外伝 〜〜銀河モリサキ伝説〜〜 了
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0ch BBS 2007-01-24