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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜


[271]銀河シュナイダー伝説:2011/10/23(日) 19:38:19 ID:8qmSb1gI
メッツァ「いや、大丈夫だ。理由は2つ…いや、3つか。一つは生まれ故郷の地で過ごしていたかったから。
俺の勤務していた惑星ツェルマットは俺の故郷だ。そしてもう一つは、あえて出世しようとは
思わなかったから。この世界はどうせ貴族たちのものだ。出世したところでその道具に使われるのは御免だからな」

シュナイダー「………」

メッツァ「まあ気にするな。だから俺はつい先ほど『シュナイダーで良かった』と答えただろう?」

それは道具にするものがたとえ貴族であってもシュナイダーは例外だと言われているようで確かに
多少はその言葉で気が楽になる。

シュナイダー「そうか…だが、それではまだ理由は2つ。最後は?」

メッツァ「………まあ、なんだ。何年か前のジルベスターを覚えているか?」

シュナイダー「???………そういえば、メッツァには彼女が…」

メッツァ「まあそういうことだ。こちらに来る事になって籍も入れた。」

シュナイダー「!!!!結婚したのか!?」

メッツァ「そうはっきりいうな。流石に照れる」

シュナイダーの言葉に僅かに頬を緩める仏頂面がトレードマークだったはずのオスヴァルト・メッツァ。
話を傍で聞いていた栗色の髪を持つ乙女も何故か顔を真っ赤にさせている。


0ch BBS 2007-01-24