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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜


[374]銀河シュナイダー伝説:2011/10/26(水) 22:02:50 ID:DmGkCPvE
だがそれでは駄目なのだ。今のシュナイダーにとって本当に必要なのは行動の全てを受け入れ
賛美してくれる信仰者ではなく、自身の歩む道を別の方向から観察し、意見を述べてくれるものなのだ。
そしてその損な役割を担えるのは性格から考えても、立場から考えても『門閥貴族になる前からの
友人であり、自身の意見をぶれさせない』彼以外の選択肢はまず無いといっても過言ではないだろう。

シュナイダー「ああ。今の私には平民であり、意見を述べることのできるお前が必要だ。
メッツァにはとんだ迷惑をかけてしまうが、他に頼める人物を私は知らない。
…私のカウンターになれ。私とお前との間に必要なものは馴れ合いの友情ではなく、
別の視点からの正当な意見だ。その結果、私が間違えているのならば、私を止めろ。…そして、
私がその意見さえ聞けなくなったのならば…遠慮はするな。」

自身の心臓の位置を親指で射す。そこには中佐であることを示す銀糸による刺繍が施されており
太陽に照らされ僅かながら光っている。


0ch BBS 2007-01-24