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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜


[587]銀河シュナイダー伝説:2011/10/31(月) 06:53:20 ID:HwaNMbF6
シュナイダー「………」

メッツァ「………」

僅かな沈黙が流れる。シュナイダーの現在の目的とは『マリーを守るために更なる権力を手に入れること』
であって、まさかその逆方向にも道があるとは思いもよらない選択だった。

シュナイダー「だが、私は様々なものによって束縛されている。私に爵位を与えようと奮闘したのであろう
父上の面目もつぶれてしまうし、シュナイダー子爵邸にはメイドなどの扶養者もいる。
それからも逃げてしまっていい訳が無い」

ゆえに、マリーのことは話さず、それは不可能だと答える。

メッツァ「確かにな。俺にはわからない世界だが、貴族になりました。から僅かに数年でやっぱり止めます。
なんていえるわけはないだろう。だがな、恐らく今回が最後の機会だと思う。時間が経てば経つほど
しがらみは増えていく。立場というものはそういうものだ。だが、今聞く話であればシュナイダーは
貴族として縛られる枷はそれだけだ。『永続的に』貴族でしか出来ない事という事は一切行っていない。
先ほどの『逃げていた』という言葉が示すように、そういった類のしがらみに極力接しようと
しなかった事が現在における唯一の強みといっていい。」


0ch BBS 2007-01-24