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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[653]銀河シュナイダー伝説:2011/11/01(火) 21:38:42 ID:/9kpjQek
シュナイダー「……すまん」
素直に自分の未熟さをあやまる門閥貴族。彼は妹のためならば部下であり平民でしかない人物に
頭を下げることすら厭わないのだ。
メッツァ「いいさ。俺だってロザリーのためならば自身のプライドなどたやすく捨てるだろう。
だが、あくまで『それ』は俺以外にはいわない方がいい。もしくは、『ノブレス・オブリージュ』の
思想を押していった方がいい。子供のうちは青臭い言葉も熱があれば人は惹きつけられる。だが、
大人というのは感情よりも打算を重視するものだ。これが『俺の感覚』からいえる最初の助言だ」
シュナイダー「わかっている。マリーの件に関しては心を許した存在にしかいうつもりはない」
メッツァ「そうか。わかっているのならば忘れるな。お前は俺に対し、有徳思想よりも妹を選んだのだ。
どちらか一方しか助けられない状況になったら……その時になった時、困らないように今のうちに
考えておくべきだ」
シュナイダー(片方だけ……か。)
実は自分がこれから守ろうとしているものは自身が思っているよりもはるかに大きく、
そして重いものであることを漠然と知らされるシュナイダーだった。
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0ch BBS 2007-01-24