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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜


[65]銀河シュナイダー伝説:2011/10/21(金) 04:54:30 ID:HZs7OO1Q
ヨハン「そう。僕は軍人だ。だからこそこうして逃げている。僕はこの動乱から逃げていたんだ」

自身は叛乱には加担していない事を証明するかのように両手をあげるヨハン・リーベルト。

シュナイダーの知りたい情報は何も得ることは出来ない表情でそう答える。

ヨハン「嘘だと思うならこの部屋の端末を見てくれ。叛乱のおきた4月から一歩もこの書庫から
足を出していない。改造も加工も出来ない軍専用のダイレクトデータだ。」

シュナイダー「なに!?」

ヨハン「そしてこの書庫は完全防音、電波遮断も完璧。誰と接触する事も出来ない」

こともなげに話す。食事はレーション、トイレは併設されているもので済ますことが出来るので
『嘘』である証拠は何も無い。

ヨハン「君は……何もせずに、叛乱にも加担していない僕を殺すのかい?」

追い詰めているのは自分のはずなのに、何故か飲み込まれようとしている。

それは根源的な恐怖。先の見えない暗闇で車を運転するかのような恐怖であった。


0ch BBS 2007-01-24