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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜


[686]銀河シュナイダー伝説:2011/11/02(水) 05:13:27 ID:uYZT1qLY
帝国暦481年12月 休暇ターン

シュナイダー子爵邸の冬支度も一段落し、冬の寒さになれていない樹木たちは庭師によって
コモ巻きをされていた。

シュナイダー「実は冬の寒さは嫌いではない」

薪を使用した豪奢な暖炉の前、パチパチと鳴る音に風情を感じながらシュナイダーは
1人心地に言葉を発する。

メイド長「そうですね。カールハインツさまは、冬空の下でも半そででサッカーボールを
蹴られていましたから。私は風邪を引かないかと心配し通しでした」

傍にいるのはいつものメイド長。長い髪を結い上げ、カチューシャでそれを器用に止めており、
メイド服から僅かに覗くうなじが大人の魅力を醸し出している。

シュナイダー「…よく覚えているな。確かにあの頃は自分の進むべき道など考えてもいなかった。
兄上とマリーと楽しく過ごせていればそれでよかったのだ」

体の温まるハーブティーを…ごく僅かにアルコールの入ったそれをちびちびと口に含む。


0ch BBS 2007-01-24