※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
[896]銀河シュナイダー伝説:2011/11/05(土) 18:01:44 ID:UWEqXWm2
ぼやける視線の先には今にも泣きそうな……いや、目を腫れぼったく真っ赤にさせた栗毛の髪を持つ
美しい女性と、無愛想に、しかし決してその場から離れないようにしていた友人がいる。
モニカ「…中佐…お気づきになられたのですか?」
シュナイダー「………」
何か声を出そうとすると強烈な痛みがシュナイダーを襲う。いや、今気付いたことだが
呼吸をすることすら辛い。
モニカ「……後数センチ攻撃がずれていたら心臓が貫かれていたのですよ。」
涙声で美しいアルトの言葉がくしゃくしゃに枯れている。
メッツァ「彼女に礼をいうことだ。肺を貫通した銃の後に止血し、口から大量に吐かれる血を
抜き取ってくれたのも彼女だ」
あくまで感情を押し殺し、ふう…と深い呼吸と共にそう付け加える。囮になれと命じた彼は
それを命じた責任をとり決して謝らない。つまり、恨むならどのような処分も受けようという
彼なりの覚悟の表れだった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24