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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜


[974]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 01:40:38 ID:vv4BGnPc
シュナイダー「危ない!!!」

それはメイド服を着た黒髪の天使が降臨してくるような神々しさがあった。吹き抜けに落ちる
光の筋にしたがって、メイド服のスカート部分がふわりと落下傘のようにひろがり、
普段は見ることの出来ないガーターベルトが包み隠さずあらわになる。

シュナイダー(黒!?)

…いや、そんなことはどうでもいい。幾ら柔らかいカーペットが敷き詰められているとはいえ階段から
転げ落ちて無事であるはずは無く、シュナイダーは自身の怪我の具合も無視して、まるで
フライング・サッカーのGKのように思わずその落下点に飛び込む。

むにゅ。……どががーーん!!!

シュナイダー「!!」

ヘルミーネ「!!!???」

はじめの「むにゅ」とはなんだろうか?

はじめの「むにゅ」とは…薄い化粧によって赤く彩られた艶やかな唇と、若く逞しい男の唇が
かさなる音である。

はじめの「むにゅ」とは、助けようとしたシュナイダー子爵の手が、偶然にも彼女の薄い胸を
抱きとめた音である。


0ch BBS 2007-01-24