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銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜


[999]銀河シュナイダー伝説:2011/11/06(日) 21:56:18 ID:vv4BGnPc
モリサキ「あんまり畏まるな。俺まで……と、あったあった。冷えてないけどまあ大丈夫だろう」

ここでグラスに移しかえ氷を入れるという基本的なことが出来ないのが男やもめの悲しいところ。
モリサキは缶に入ったオレンジジュースを蓋をしたまま持ってくる。

スピカ「あ、ありがとうございます」

礼はいうが、決して手をつけようとしない。

モリサキ「……それにしても、軍の福祉課は何を考えているんだろうな?」

と、(俺がロリコンでなくて良かった)という内心を隠しながらりんごジュースを口にする。

スピカ「じ、実は、私がお願いしたんです…」

もじもじしながら衝撃的なことを告白するスピカ。

モリサキ「ぶっ!!!な、何でまた?」

飲みかけのジュースを軽く噴きそう聞き返す。

スピカ「え、えっと、怒らないでくださいね。私の……お父さんにちょっとだけ、似てるんです」

そういいながら一枚の写真を…いつでも持ち運べるようにホログラフではなく普通のものを出してくる。

モリサキ(……ん。そーか?オヤジさんとは肌の色も髪の色も違うんだが?)

意外と人間は自分の姿というものは認識できていない。ゆえに、似ているといってもあまりぴんとこない。


0ch BBS 2007-01-24