銀河シュナイダー伝説１１　～大望篇～

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銀河シュナイダー伝説１１　～大望篇～

[247]銀河シュナイダー伝説：2011/11/10(木) 17:40:18 ID:0ApxhwnY
シュナイダー（つまり私の身分はそのまま貴族のご令嬢達にとって高価な品になるのだ）

と、その程度の事はシュナイダー自身、嫌というほど知っている。

ベルンハルト「しかしまあ…カールハインツは難しい注文を吹っかけてきたな。カールより
年上という事は『いかず後家』ばかりだ。若く器量の良い娘はあっさり他の名家と婚約を結ぶから
結婚する気のある独身で、尚且つ器量や縁を考えると正直な話あまりいない。まあバツイチなどでも
良ければいるにはいるが…」

そう、この時代においては貴族はもとより平民ですら婚期はかなりはやい。現在３１歳である
メイド長も３０を過ぎたとき、半ば諦めたかのようにため息をついていたものだ。

それが貴族となればそれは尚更。シュナイダーの望みにかなう人物はほとんど誰かしらと婚約をしているか
既に結婚しているかで実はシュナイダーの要望を３つとも兼ね備え、更に顔立ちがよく、身分も
高いものとなると中々見つからないものである。

前次写

0ch BBS 2007-01-24