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銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜


[275]銀河シュナイダー伝説:2011/11/10(木) 22:01:05 ID:0ApxhwnY
帝国暦482年11月 任務ターン

シュナイダー「今度見合いに行く事になった」

それは更衣室の中での突然の宣言だった。

メッツァ「な!?やけに突然だな。俺はてっきり……」

わざわざ何年もクロイツァー中尉を副官に据えているぐらいであるから、そういうことなんだろうと
思っていただけに仏頂面の彼ですら驚きを隠し切れないでいた。

シュナイダー「てっきり?」

メッツァ「あ、いやなんでもない。それで相手はやはり大物なのか?」

シュナイダー家の立ち位置は平民であるメッツァでさえもわかる位置にあり、
見合い=政略結婚というのは容易に予想できることではあった。

シュナイダー「ああ、相手はリッテンハイム侯の姪御さんだ。詳しい事はまだわからないがな」

メッツァ「そうか。貴族の世界の事はわからないが、家族というものは暖かいものだ。出来れば
お前の家が暖かい空気で充たされる事をのぞんでいるよ」

それが彼の精一杯の言葉であった。


0ch BBS 2007-01-24