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銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜


[318]銀河シュナイダー伝説:2011/11/11(金) 01:59:31 ID:5RexcNSw
シュナイダー「は?何のことです?」

エルヴィーネ「今日のお話。私…この会食がお見合いだなんて聞いてなかったのよ。」

そう意外な告白がとんでくる。

エルヴィーネ「本当に嫌になっちゃう。こういうことならこの会食に来なかったのに。お父様ったら
私を騙して……帰ったらとっちめてやるんだから!」

可愛い顔立ちに似合わない中々過激な事を口走る娘。しかし、楔からときはなれた事により、
先ほどとは異なる生き生きとした瞳は野ギツネや子犬を思い出させ、より好感を持たせる。

シュナイダー「私は聞いていた。今日見合いをするのだと」

なんとなく彼女には『嘘』を見抜く力があるように見えたシュナイダーは不思議と素直に答える。

エルヴィーネ「……え。知っていて来たの?だって私、28歳だよ。君まだ22か23くらいでしょ?
こんなおばちゃん捕まえて楽しいの?」

シュナイダーの答えは彼女のとって意外なのだろう。帝国の貴族が…特に爵位を持つ貴族の娘が
この年まで独身という事はほとんど無い。たとえ器量が悪かったとしても政略的に使い道のない
女子供というものはおらず、どこぞのところへ輿入れするのが普通なのだ。故に、28になるまで
結婚相手もいなかったということはよほど何かの問題があるのだろうと思われて当然だった。


0ch BBS 2007-01-24