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銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜


[432]銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:39:42 ID:rMYyHndA
帝国暦482年12月 休暇ターン

シュナイダー「…それにしても慌しすぎないか?」

つい先月見合いをしたばかりだというのにもう結納である。その場に相応しい服装を吟味すべく
メイド長と共に『ああでもない、こうでもない』と試着を繰り返している。

結納に使う予定の資産10のうちの大半を割り振ったオーダーメイドのダイヤの婚約指輪も既に手元に
あり、用意は既に磐石のものとなっていた。

メイド長「何を言っているんですか。リッテンハイム侯の姪御さんなんて、
こんな良縁そうそうはありませんよ。私としてもようやく肩の荷が下りたというものです」

殊更明るい声で『こっちは派手だし、こっちは生地が今一…』と評価をくだしながら雑談に
付き合ういつもどおりのメイド長。

シュナイダー「……そうか」

その言葉が僅かに悲しいのは彼の未練か、それとも単なる独占欲か。


0ch BBS 2007-01-24