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1- レス

銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜


[437]銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:44:56 ID:rMYyHndA
〜〜〜

その婚約パーティはささやかというにはやや過小であり、純白のドレスに赤い口紅、
頭には小さなティアラで飾り付けられた彼女が上座に座っていた。

この宴に参加している貴族の数は数十人。中にはシュナイダーも知る門閥貴族の代表格である
1人、リッテンハイム侯とその家族も参加しており、規模のわりには盛大という印象があるのは
彼とシューマッハ伯が参加しているからなのだろう。

エルヴィーネ(ちょっと、遅かったじゃない。私、流石にもう愛想笑いなんてできないわよ)

シュナイダーが到着して、勧められるがままに通されたのは予想通り絹のテーブルクロスが
かかった長机の椅子。当然隣には本日婚約をする筈の彼女が既に顔を赤くしていた。

シュナイダー(いや、これでも時間通りのはずですが…)

愛想笑いの表情が少し引きつって見えるのは恐らく気のせいではないのだろう。

エルヴィーネ(こういうときは開始30分前に来てやきもきするのが男の役目でしょ?)


0ch BBS 2007-01-24