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銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜
[446]銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 00:58:07 ID:f1Grpx/c
B.改めて趣味などの基本的なことを聞く。
シュナイダー(そういえば、私は彼女のことを何も知らないな……)
ふと、隣に座る小柄な女性を見てそんなことを思うシュナイダー。考えてみれば彼女と会ったのは
初回のお見合いを含めてもごく僅か。任務の終わりに日取りを決めるために寄ったり、
花束を渡しにきたりとごくその程度であり、彼女のことは何も知らないといっても過言ではなかった。
エルヴィーネ「ん?どうしたの?」
こちらの視線に気づいたのか黒曜石の瞳を輝かせながら小首をかしげて質問を投げかけてくる。
シュナイダー「ああ、いや…そういえば、エルヴィーネさんの事を何も知らないんだな…と思って」
彼女の漆黒の瞳はどうも人の本性を映し出す鏡のような魔力を持っているようで、素直にそう
返事をしてしまう未来の夫。
エルヴィーネ「……あ、そういえば私も子爵のことを何も知らない、かも。おかしいね、今日、
婚約するのに」
ころころと明るい笑顔で「それは確かに問題だわ」と、なんともたいしたことでもないように話し出す。
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0ch BBS 2007-01-24