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銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜
[673]銀河シュナイダー伝説:2011/11/23(水) 23:04:43 ID:9aocJ55M
〜〜〜
クルツバッハ男爵「ようこそいらっしゃいました。先ほどは家を留守にして申し訳ありませんでしたな」
ランドカーから降りたシュナイダーににこやかに笑いながら接してくるのは将来的に義父になる予定の
クルツバッハ男爵。あのリッテンハイム侯の腹違いの弟であり、年齢的にも壮年を過ぎたあたりで
あろう。変な邪推をするのであれば、エルヴィーネは彼が20代前半の時にこさえたのだろうと考えられる。
シュナイダー「いえ、前もって連絡もしなかったこちらの不手際です。あまりおきになさらぬよう」
本来の『格』から言えば年齢の事もあり実はクルツバッハ男爵の方が上である。しかし、
28にもなってまだ一人身…しかも、社交界に興味のない異端児である娘を引き取ってくれるという
奇特な青年は目の前の子爵を置いて他にそうはいないだろう。そう考えると、
将来義息子となるこの男に対しても自然と腰の低くなる男爵だった。
クルツバッハ男爵「時にシュナイダー子爵。本日はどのような御用で?確かこの前は日取りの話も
少しされていたようですが。」
まるで何かを期待するかのように尋ねる黒髪の男爵。
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0ch BBS 2007-01-24