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銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜


[855]銀河シュナイダー伝説:2011/11/30(水) 19:13:55 ID:43V0zZ+2
シュナイダー「ああ。これもマリーのお陰だよ。マリーが好みを聞いてくれたからこそ、それに近い
女性と知り合うことが出来た。これが何もせずにいたら兄上はとんでもない人物を探してきたかも
しれないしな」

正確に言えばシュナイダーの求めた人物と比べるとやや趣の異なる女性ではあった。しかし、
それに関していえばマリーに落ち度は無い。あえて落ち度がある人物を探せといえばそれは
貴族社会の中では好みがかなりニッチな属性を持つシュナイダー自身にあったといえるだろう。

マリー「そう。おめでとう!!そっかぁ。お兄様もついに結婚かぁ」

シュナイダー「そうだな。ところで半年ほど先の話だがマリーはこれるかい?寵姫が陛下の供以外で
市井に出かけるには相当の労力が必要と聞くが…」

マリー「あら。それくらいなら大丈夫よ、お兄様。普段陛下には『お願い』をすることがないから
偶のおねだりならきっと聞いてくれる。それにね…皇帝陛下は私よりもアンネローゼ様に
ご執心だから、逆にそういう方面の融通はきくと思うの」

シュナイダー(……そういえば、私が学生時代のとき、何かあったような気がするな…)

あまりにも昔の事であるために詳しくは思い出せないのだが、なんだかそんな気がする。
どちらにしろそれは門閥貴族の中の一員であるシュナイダーにとってはプラス要素ではないはずなののだが、
それでも何故だか嬉しいのはきっと、妹が寵姫になったという事実に対し未だに全面的な
祝福を出来ないからなのだろう。

〜〜〜


0ch BBS 2007-01-24