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銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜
[911]銀河シュナイダー伝説:2011/12/03(土) 17:35:07 ID:7O1w7T1s
それには軍人の時に書いた守秘義務に関するものが一通り書かれていたのだが、数少ない異なる事項の
一つに、
※この任務における内容の一部、一切を口外した場合、たとえいかなる身分のものでも極刑、もしくは
それに類する処罰を与える。銀河帝国皇帝フリードリヒ4世
と、書かれている。
シュナイダー(つまり、貴族であろうと何であろうとお構い無しの緘口令という事か)
僅かに嫌な汗をかきながらも無表情にそれにサインをするシュナイダー。
少将「思ったよりも剛毅だな。本来であればまずこの書類にサインをするためだけでも数々の
難関と審査があるのだが、シュナイダー子爵はあのクライネルト伯爵夫人の兄だからの。
自らの生まれに感謝するといい。」
シュナイダー(………)
少将「だが、この任務に関する事柄のほんの僅かでも漏らしてしまえば、貴君だとしても首が飛ぶ
ことは忘れないように」
シュナイダー「はい」
少将「では良かろう。ついてきなさい。もちろん子爵1人でな」
そういいながら立ち上がると、更に後方にある完全防音完全密室に設定された小部屋へと通される。
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0ch BBS 2007-01-24