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【魔王の足音】幻想のポイズン55【天才の意地】


[580]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/11/26(土) 02:08:42 ID:???
ブラボー「シルバースキンッ!」

ガチィッ……

ブラボー「……リバースッ!!!!!!」

ブォッ……グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!

勇儀「な……!?」
文「にィ!?」

ブラボーはビクトリーノのパンサーファングを、そのまま綺麗に"打ち返した"。
ブロックにかけて非凡な才を持つブラボーの奥の手――「シルバースキン・リバース」。
それは俗に言うカウンターシュートと呼ばれるもので――。
しかし、まさか彼がそのような大技を使えると思っていないウルグアイの面々は呆気に取られながらそのボールを視線で追う。

ビクトリーノ「う……う、うそだろぉ!?」
リラダン「あ、ああ……」
バージェス「な、なんで……」

破壊力は無い、が……驚異的なスピードでウルグアイゴールへと戻されるボール。
これを止める事はウルグアイJrユースDF陣には出来ず、見送ってしまい……。

萃香「ば、馬鹿にすんじゃないよォッ!! そんなザコの撃ったシュートが……決まるかァァァアアアアアアアアアッ!!」

ゴバチィッ!!

それでも萃香が意地を見せて辛うじてパンチングに成功をした。
彼女にとって幸いだったのは、ブラボーがゴール前からカウンターシュートをした事。
そして、シュートの元となったビクトリーノのパンサーファングが、然程強力なシュートと言えなかった事であろう。


0ch BBS 2007-01-24