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1- レス

【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】


[357]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/17(土) 22:43:09 ID:???
アベル「おわっ、たぁ!?」

バツッ!

スタミナ切れのせいなのか、足腰に力が入らずブロックに強く飛び込めなかったアベル。
だがシュートの勢いを大きく殺し、後ろのクリスの道標を残す仕事を果たす。

クリス「これなら止められる!ええいっ!」

バンッ!シュウゥゥゥゥ……

クリスのアーマーナイトらしい高い守備意識からなる『鉄壁ブロック』が
ミハエルのシュートの勢いを今度は完璧にシャットアウトすることに成功する。

ミハエル「(……フフン。そうそううまくはいかないものですか。
     しかし理解に苦しみますね。完璧に等しい私が何故こうもシュートミスを繰り返すのか……)」

自分に足りないものなどあろうはずもない。今日はたぶん運勢が悪い日なのだろう。
昨日の試合、不恰好なフォームでありながら豪快なロングシュートを決めた石崎の姿を思い出し、ミハエルは舌打ちをする。

ミハエル「(わかってまーす。これは私の単純な実力不足。しかし、私はこれ以上何を鍛えればいいのか分からないのです。
     悔しいですがアメリカにはサッカーに強い熱意を持つ優秀な指導者はいませんでした。
     世界に通じるスキルアップを求め、私はこうして海を渡ってやってきたのですから……)」

海外から取り寄せた資料やビデオを研究する練習では限界が見えてきた。
もっと高度なトレーニングがしたい。この溢れんばかりの自分の才能を腐らせたくない。
ミハエルは自他ともに認めるナルシストにも似た強烈な向上心を胸に、このチームへと入ってきたのである。

ミハエル「(今日のところは私の負けは認めます。しかし、次の機会があるのなら、楽しみに待っていてクダサーイ。
     あなたたち凡才とは一味も二味も違うこの私の素晴らしい成長をお見せしてみせましょう……)」


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0ch BBS 2007-01-24