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1- レス

【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】


[419]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/20(火) 00:17:55 ID:???
生意気な後輩→ ハート7
>ハート・スペード→気恥ずかしそうに下を向く山崎。それに気づいた反町が助け舟を出してくれる。


山崎は顔を赤くして下を向いてしまう。あまりにも情けなくて、恥ずかしくて。
勝敗の結果を受け入れられず、足を引っ掛けて鬱憤を晴らそうとした自分を殴り倒してやりたかった。
自分たちの遥か先を行き、日本サッカー界の道を切り拓く黄金世代のキャプテン、森崎有三。
彼は暴言を吐いた自分を逆に応援してくれているのだ。お前にはセンスがある。勝ちたかったらもっと守備を磨けと。

山崎「…………」

だが、それでも素直になれないのが16歳という多感な年頃でもある。
つい先ほどまでの自分の行動をすぐに過ちとして認めるのには時間が必要だった。

森崎「(あらら。ま、その気持ちはわからんでもないけどね)」

森崎は出しっぱなしになった自分の手を眺めて笑う。
この手で何もかも掴むことが出来ると信じて疑わなかったあの頃。
だが、現実は厳しくて辛く。この小さな体で守れるものなど限られることを森崎は痛感してきた。

森崎「(いつか気づくんだよな、自分の限界ってやつを。だが、そこで終わりじゃ無いんだぜ)」

苦難に負けても潰されずに立ち上がれる強さ。何度でもやり直せる強さは誰にでもあるはず。
多くの『リセット』の経験をしてきた森崎だからこそ、この手を引っ込めずにはいられなかった。

反町「まったく、これ以上先輩に恥をかかせるんじゃないぜ。山崎」

山崎「そ、反町さ……」

ガシッ!


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