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【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】


[623]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/04/02(月) 13:10:01 ID:???
森崎はフォークを置き、幼い頃より手馴れている自前の箸に持ち替えてひたすらパスタをすすった。
他の料理に目もくれずに、ひたすらシーダの作った『芸術』の前に野生的な食事を続けていく。

シーダ「ふっふっふ。どうやらまた一つ料理のスキルを上げてしまったようね。
    カタリナ。これが心と技術が調和した最高の料理の形の一つよ!」

カタリナ「(す、すごい……これが“料理”なの……?どんな強力な洗脳魔法や薬よりも、
     簡単に相手を支配してしまう力が、あの料理にはあるというの?)」

自分の用意したうみたてたまごなど初めから無かったかのように、シーダの料理に夢中になる森崎を見て、カタリナは愕然とする。

ガタッ……ガタガタッ!

森崎「ん?な、なんだ?」

と、その時である。ほったらかしにされていたうみたてたまごが、ごとごとと音を立てて動き出したのだ。
さすがの森崎も一度箸を止めて、不気味に揺れ動くうみたてたまごを凝視する。

ピキッ…ピキキッ!パカッ!

ヒヨコ「ぴよぴよっ!」

森崎「な、なにィ」

新鮮な卵から突然孵化した元気なヒヨコは、テーブルの上をぐるぐるしきりに回った後、森崎の前でピタリと止まる。
どうやら生まれた瞬間に初めて視界に入った森崎のことを自分の親だと認識してしまったらしい。
人懐っこく頭を擦り寄せてきたり、頭の上を跳ねまわったりしてくる姿に、流石の森崎も困惑してしまう。


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