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【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】


[979]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/08(火) 11:24:39 ID:???
密かな恋心を抱いているミネルバのような年上の美人の登場に、思わず森崎の頬がゆるむ。
そんなだらしない態度を知ってか知らずか、リンダが少し詰め寄るように言う。

リンダ「で、森崎くん。私たちはどういうふうに動けばいいの?」

森崎「お、おう。中里は俊足を生かしての相手のパスコース封じ、リンダはDFやGKへのブースト、
   そんでもってシーマさんは……なにか得意なこととかありますか?」

シーマ「強いて言うならばブロックね。でも、私が守備が得意なことを見抜くだなんてなかなかやるじゃない。
    こうしてDFに配置されたってことは、きっとそういうことなのでしょう」

森崎「へ?……そ、そうなんだよ!見るからに粘り強いディフェンスをしそうな
   お嬢さんだと初印象から決めておりました!」

シーマ「ふふ、それは喜んでいいことと受け取っておくわね」

リンダ「(なによ、デレデレしちゃって。ちょっと前までは私に鼻を伸ばしてたくせにさ。
    ……って、なんで私こんなこと考えちゃってんの?今は試合前なんだから集中しなくちゃ)」

ある事件をきっかけに自分に対して妙によそよそしくなった森崎を睨むのをやめて、リンダは我に返る。

森崎「そしてGKはもちろんこの俺だ。相手は仮面をつけた謎の集団だが、GKの正体だけははっきりと分かっている。
   よく見てくれ。アイツの姿を。俺と全く同じ姿をしているだろう?」

早田「確かに見れば見るほど瓜二つだ。双子と見間違うようだぜ」

マーガス「いや、待ってくれ。奴の髪の毛。僅かにだが金色に輝いていやしないか?」

中里「なんと、拙者意外にも見えるものがいるとは驚き。素晴らしい視力でござるなマーガス殿」

マーガス「いやあ、これも日頃のノゾ……じゃなかった。訓練の賜だぜ」


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0ch BBS 2007-01-24