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1- レス

【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】


[101]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/12(土) 23:41:34 ID:???
ズバアッ!!バシュルルルル……

ラムカーネ「な……な、なな………」

丁寧にゴール隅をつく高速オーバーヘッドシュートは、
森崎のがんばりセービングのような懸命のダイビングキャッチも届かなかった。
傍から見れば誰もが困惑するほどの豪快なオウンゴールシーンである。
その全貌を知る二人はニヤニヤと笑いながら片手でハイタッチを交わした。

ビクトリーノ「見ろよ。今にも泣き出しそうな顔をしてやがるぜ」

イスラス「無様だな。仮面でもつけて隠しておけよ」

ラムカーネ「…………き、貴様………イスラス!裏切り者が!このぉ〜〜〜っ!!」

イスラス「悪いがテメェと組んでる気なんてハナから無いっての。
     本物?偽物?そんなことはどうでもいい。俺はただテメェみたいな姑息な奴が気に食わねぇだけだ」

ラムカーネ「ぐ…む、むぅ〜〜〜っ!!うがが〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」

森崎「(えーっと…なんだか分からんがあのF番は相手チームに潜り込んでいた俺たちの味方ってことか?それにしても……)」

いくら自分の思想と正反対の腹立たしい存在とはいえ、その顔は自分自身と全くの同じものである。
バカにされコケにされ、大笑いされて悔しがるその間抜けな姿は、少々心苦しいものがあった。

森崎「とにかく、俺たちの先制点ってことでいいんだよな。えーっと……」

イスラス「イスラスだ。お前とはワールドユース大会以来だったな」

森崎「ああ、久しぶり。まだはっきりと事情が飲み込めていないんだが、お前は俺たちの味方なんだよな?」


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0ch BBS 2007-01-24