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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】


[268]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/23(水) 12:30:07 ID:???
>E 闇の軍団の目的について


ビクトリーノの話では、イスラスは僅かの間だが彼らと行動を共にしていたらしい。
ならば、彼らが何を目的としているのか。どうして自分を狙っているのかを聞きだせると森崎は考える。

森崎「教えてくれイスラス。あいつらの目的はなんなんだ?
   そして、どうしてお前はあいつらを裏切り俺達に手を貸してくれるんだ?」

イスラス「目的自体はお前自身のほうが分かっているんじゃないのか」

森崎「え?」

イスラス「俺が知るかぎりの情報では、あのラムカーネというお前そっくりの男にとってお前の存在が邪魔らしい。
     己の立場や権威を守るため、邪魔な存在をどうにかしようとするのはどこの世界でもよくある話だろう」

それは過去に森崎がキャプテンを目指す上でも行なってきた、決して避けることのできないことだった。
非人道的なことをしてまで勝ち取ったキャプテンという栄光。
だがいまの森崎にとってその栄光は心から喜び見据えることに少々戸惑いを感じていた。

イスラス「奴はお前のことを『偽物』だの『まがい物』だのと呼んでいた。
     この言葉を正直に受け入れるとすれば、森崎有三という個人の存在はあいつということになる」

森崎「ち、違う!俺こそ正真正銘の森崎有三だ。ワールドユース大会で実際に戦ったお前なら分かるはずだ!」

頭ごなしに偽物と断定されかけたことに腹が立ったのと、これまで自分が歩いてきた
『キャプテン森崎』の生き方と真逆の道を歩んでいる今の自分に葛藤する感情がごちゃまぜになる。
そんな怒りと憎しみ、不安をぶつけるように森崎はイスラスを睨みつける。

イスラス「……そうだ、その目だ。俺が全力でぶつかり、そして敗れた相手はお前と同じ目をしていた。
     少なくとも実力で勝てないからといって新生な勝負の場以外で策略を弄するような奴の目ではない」


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0ch BBS 2007-01-24