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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
[580]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/06/16(土) 12:49:17 ID:???
クリス「森崎さんが言っていた『他人の夢を壊すことは悪いことじゃない』って言葉はそういうことじゃないと思うの。
確かに私達が正騎士になることで、夢を遠回りにされた人は絶対にいるわ。
その人達から酷い恨みを買うことも覚悟しなくちゃいけないと思う。でも!」
ライアン「クリスさん……」
ライアンの心配そうな声を聞いて、不安にさせまいとクリスはにこりと微笑む。
クリス「でもね。そんな張り詰めた気持ちだけ抱えてて、私達が本当に近衛騎士に選ばれたと思う?
……私は違うと思うんだ。騎士は、主君を、民を、皆を守るための存在よ。
その身を犠牲にしてまで、守るべきもののために戦い続けることが出来る覚悟。
どんなに苦しくても前を向き続けることが出来る強さも……あの人から学んだから。だから!」
ジェイガン「その言葉を聞けただけで、近衛騎士に任命したかいがありましたな、王子」
マルス「うん。僕もそう思うよ」
クリス「えっ…?」
ルーク「マ、マルス王子!」
ジェイガンを伴って現れたのはマルスだった。近衛騎士たちの様子を自ら見てみたいとジェイガンについてきたのである。
マルス「人の上に立つ者がいる場所というのは、自らがのし上がって出来上がるものじゃない。
多くの人に支えられることで、ようやく立つことが出来る、脆い場所でもあるんだ。
それを分からない者に、人の上に立つ資格はないと僕は思っている」
立場や権力に溺れること無く、自分を支え、共に戦ってきてくれた仲間を自分の身以上に大切に思うことが大事なのだ。
だが、クリスは一つ腑に落ちないところがある。マルスは前大戦中に同盟国の裏切りを受け、父を失い、亡国の王子にならざるを得なかった。
そんな境遇を経験したにも関わらず、どうしてこうも人を信ずるという意思を強く持ち続けることが出来るのだろう。
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0ch BBS 2007-01-24