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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
[620]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/06/22(金) 15:01:23 ID:???
森崎「なるほど、相手にも中々の策士がいるようだな。(昔の俺も好んでいた策略だぜ)
それで、その手引きしたスパイ野郎はどこにいやがるんだ?」
クリス「森崎さん危ない!離れて!」
森崎「へ?」
自分の鼻先を紫炎が通り過ぎる。思考が途切れかけたのは鼻の周りを包む焦げ臭い匂いだけではなかった。
この炎を浴びせてきた者。それはつい先程、自分に餞別の強化呪文を唱えてくれたあの少女。
森崎「おい、嘘だろ。そんなこと……あるはずが……」
改めて周囲の戦いの跡を見回す。その中心に立つ見慣れた少女。
森崎を理想の軍師だと言い、憧れの感情で慕ってきてくれたあの娘が氷のような冷たい表情で立っていた。
森崎「カタ……リナ……」
アイネ「……残念ですが私はカタリナではありません。とある『組織』から差し向けられた『刺客』です。
催眠魔法をかけたはずなのですが、こんなに早く復帰するなんて。さすがは森崎さんですね」
森崎「おい待てよ。何かの冗談だろ?カタリナがマルスを暗殺しようとする刺客…!?」
オグマ「(新人騎士にしては明らかに浮いた実力。なるほど、そういうことだったのか……)」
シーダ「カタリナ、馬鹿な真似はやめて!何かわけがあるのでしょう?あなたのような優しい娘が……こんなこと!」
アイネ「シーダ様……短い間でしたが、こんな私に優しくしてくださって感謝しています。
でも、これで分かったでしょう?私は優しくなんてない、ただ忠実に命令をこなす人形のような存在なんですよ」
表情を一切変えずに淡々と喋るその姿は確かに人形、それも背筋が凍るほどの不気味な美しさを放つものだった。
それでもシーダは首を横に振り、必死の説得を試みる。
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0ch BBS 2007-01-24