※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】


[684]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/06/29(金) 15:51:53 ID:???
ロディ「彼女の側にいながら、何の警戒も抱けなかった我々の不備です。申し訳ありません」

シーダ「い、いいえ。あなた達を責めているわけじゃないのよ。でもね、やっぱり何かがおかしいなって。
    そう思い込みたいだけの、私の勝手なワガママかもしれない。けど、あの笑顔は嘘じゃないって信じてあげたいの」

ルーク「そうですよ。カタリナの笑顔は嘘なんかじゃねぇ。特にクリスに笑いかけていたアイツの笑顔は絶対に
    信用を得るためだけの作り笑いなんかじゃなかった」

オグマ「ほう、そこまではっきりと言える確証はあるのかい、坊主」

ルーク「そ、それは……クリスのとびっきりの笑顔を返してもらえたのはアイツだけだったから」

本当なら自分が一心に受け取りたいクリスの笑み。それを唯一返してもらえ、そして微笑み返すカタリナの笑顔は嘘なんかじゃない。
もしそれが嘘だったなら、この胃の底がちくちくと痛む不愉快な気分はいったいなんなのだ。

ロディ「呆れるな。女の顔ばかり追いかけている君らしい理由だ。だが……」

オグマ「ははははは!いいねいいね、その若い青春の直感とやらに俺は賭けてみてもいいと思うぜ」

マルス「僕も彼女のこれまでの真剣さが全て信用を得るためだけの演技だとは思いたくない。
    たとえそれが任務のために仕方なく行われたことだとしても……ね」

シーダ「はい。打算だけで動けるほど、器用な人間はそうそういないって私も思います」

マルス「民を導く立場の僕がこんなことを言ってしまうのは間違ったことかもしれないけどね。
    ……よし、みんなきけ。敵部隊との距離を図りつつ、移動を開始しよう」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24