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1- レス

【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】


[694]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/04(水) 06:03:43 ID:???
何も分かってあげられていなかった。『誰にも譲れないものがあるのならそれを守ったって構わない』と
偉そうに語った自分が恥ずかしい。だから彼女は選んだのだ。
自分を地獄のような世界から救ってくれた人、おそらく暗殺組織の者だろう。
これまでのかけがえの無い思い出は全て夢だったと切り捨て、その者によるマルスの暗殺という指示を優先したのだ。

シーダ「私、悔しい。あの子に何もしてあげられなかった自分が情けなくて悔しいの。
    マルス様お願い。私にあの子と話をさせて。もう手遅れかもしれないけれど、
    ただ一言謝りたい。あなたの苦しみを取り除くことも和らげることもできなくて、ごめんって……」

マルス「……大丈夫だよシーダ。従騎士訓練で見た彼女の真剣な瞳は嘘偽りのないものだった。
    クリスたち第七小隊との絆もそうだ。少なくとも僕はそう信じている。
    それにまだ手遅れなんかじゃないさ。何故彼女は君の背中に涙を流したと思う?
    何故君に対して謝っていたんだ?迷っているから、後悔しているからじゃないのか?」

シーダ「!」

マルス「信じよう。確かにこうして裏切られることもあるかもしれないけれど。
    だからって信じることをやめてしまったらきっとそこまでなんだ。
    諦めちゃダメだシーダ。カタリナは僕達の仲間。大事な近衛騎士の一人なのだから」

それならばまだやり直せる可能性はあるはずだ。自分たちが紡いできたのは、
信用を得るためだけの上辺だけの偽りの絆ではなかったことを証明するためにも、
必ず彼女を救い出してみせると二人は強く決意する。

シーダ「(カタリナ。今のあなたの望みと私の望みは絶対に相容れるものじゃないわ。
    だから変えてみせる。あなたを組織という暗闇から救うことで、その願いを、夢を変えてみせるの)」


※マルスとシーダの互いの評価が上がりました。


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0ch BBS 2007-01-24