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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】


[796]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/09(月) 09:31:37 ID:???
ロディ「(この魔道士だけは私が倒さなければならない)」

ルークは自ら部隊の屋台骨として裏側を支えようとする冷静で控えめな性格をしている。
だが、この瞬間の彼の胸中は雷のように荒ぶっていた。
色々と気をもまれることもあったが、大事な相棒であるルークを馬鹿にされたことに腹が立たないことなど無い。
いい加減な気質を振りまく彼の本当の姿を知る数少ない人物だからこそ、ロディはこの魔道士を許せなかった。

ロディ「何も知らない貴様が…ルークを馬鹿にするなーーーっ!!」

ドギャアッ!!

魔道士B「ぐぎゃああああ!?」

ロディ「奴の実力は第七小隊の中でも屈指。それは奴の努力が物語っているんだ。
    それを……それを踏みにじるような言動をしたこいつだけは私が!」

オグマ「へぇ…ライアンのときももそうだったが、こいつらの真価の発揮所はなかなか面白いな……」

それは単にルークの尊厳を守りたかっただけではない。共に訓練に励み苦労してきた従騎士時代の道程を失いたくなかったのだ。
暗殺者アイネが捨て去った軍師見習いカタリナという存在を無かった事にしないためにも。

ロディ「カタリナ。私が君の立場だったら相手の戦力を潰すことに躊躇はしない。
    私は信じている。君がルークを見逃したのは私達に対して本気で牙を向けないからだということを」

アイネ「…………見くびらないでください。私は……私は本気です」

ロディ「なら何故ルークを討たない!カタリナ。君も本当は気づいているんじゃないのか。
    カタリナという少女がいなかったことなど無い。あの時あの瞬間、私たちは確かに共に戦い共に生きていたんだ!」

アイネ「……そんな……ことは……」


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0ch BBS 2007-01-24