※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【混迷からの】Another-CU_3【脱出】


[938]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 15:55:36 ID:???

> B 笑顔で手を振っておく
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(この『頑張って下さい』はサッカーについてのエールだ…
    エールを送ってくれたのならば、知らんぷりは出来ないよね。)

反射的に感じてしまう閉口を上書きして、感謝の感情が三杉の心に顕われた。
エールをくれた女子グループの方へと半身を向け、笑顔と共に手を振るのだった。
省33

[939]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 15:56:48 ID:???

三杉(凄いな…照れが全くない。 そして演技でもない、今のは本気の感謝だ。)

三杉もエールに対して感謝を感じ、それゆえの対応を見せた。
恐らく立場や状況を考えればバランスの取れた無難な対応であったろう…
しかしミュラーの対応はそういう所を考えてすらいない、心から湧き出た言葉だった。
この愚直とも言うべき素直さが、彼を彼たらしめている…そんな風に思えるのだった。

やがて二人はヴェッキオ橋に到着し、橋の縁へと腰掛けてお弁当を広げた。 省16

[940]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 15:59:45 ID:???

三杉「そう言えばミュラー、さっきは気持ち良いくらいにお礼を返していたよね?」

ミュラー「ええ、応援してくれる人にはこちらも感謝の気持ちを伝えたいので。」

三杉「なんと言うか…真っ直ぐだね、ミュラーは。」

ミュラー「ふむ、真っ直ぐですか……それは少し的を外れていると思いますよ?」

三杉「そうなのかい?」

ミュラー「ええ…あのような応援に対して殊更感謝を感じるのは、
      ボクが以前アメフトプレイヤーだったからですよ。」
省31

[941]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 16:02:24 ID:???

三杉「ふむ…けれど、その過去が今の君の快い行動を生んでいるとも言える。
    僕は君の事を素直に尊敬する。」

ミュラー「勿体ない言葉ですよ、キャプテン。」

どうやら彼の言動については、自分とは異なる行動理由が存在している事が判った。
しかしそうだとしても、三杉はその清々しい対応を称賛しないわけにはいかなかった。
感謝については言葉にして伝える努力をするべきだ…そう考えさせられたからである。

☆ 三杉(さて…どんな会話をしようかな?)
省16

[942]森崎名無しさん:2012/07/07(土) 16:06:43 ID:cVby81rI


[943]森崎名無しさん:2012/07/07(土) 16:13:19 ID:AKRrvuJk


[944]森崎名無しさん:2012/07/07(土) 16:33:09 ID:nILrIxnc
A

[945]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 18:00:43 ID:???

> A ミュラーのアメフト時代の話を聞いてみる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「ミュラー、良かったら昔話を聞かせてくれないか?」

ミュラー「昔話…?」

三杉「うん、アメフトをやっていた頃の事とか…」

ミュラー「ああ、そういう事ですか。」

三杉の言葉の意味を把握し、ミュラーは『えぇと…』と悩み始める。
話すかどうかではなく、どんな事を聞かせようか迷っているのだろう。 省35

[946]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 18:05:20 ID:???

三杉の言葉に対するミュラーの返答は、何故だか歯切れが悪いよう感じさせた。
ただ三杉としては何となくの直感であり、取り敢えず今はその点に突っ込まずに黙って聞いておく事にする。

ミュラー「セーフティというのはスイーパーと同様と言った通り、チームの最後の砦です。
      そしてアメフトの特性ゆえ、最も危険なサイドでの1対1守備が求められるんです。
      マッチアップする敵のポジションはテールバックまたはランニングバック…。 省42

[947]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/07(土) 18:08:52 ID:???

只ならぬ単語が飛び出した事に、三杉は驚いて聞き返した。
見ると、ミュラーの表情は言うべきかどうかを迷っている人間のそれだった。
しかし彼はヤケになったかか、或いは振り切りたいと願ったか…更なる言葉を紡ぎ始める。

ミュラー「絶対に勝てないと諦めてしまった相手が居るんですよ。」

三杉「ほう……。 それはどんな奴だい?」

ミュラー「相手のチームはブーフホルツ・ソレスタルビーイング=Aその選手の名はテオドール。 省55


0ch BBS 2007-01-24