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異邦人モリサキ
[414]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/06/19(火) 03:47:13 ID:???
「おっさん、連中には訓練の義務もないって言ったろ。
要は気が向いた時に集まっちゃあ、ああやって遊んでるだけ。
どうせこの後は汗を流してどこぞで盛大に宴でも開くんだろうな」
「……」
沈黙は、雄弁な肯定だっただろうか。
「ジョアンのヤツもあの中にいるのか?」
「どうだろうな。気紛れな男で、自由騎士たちの『訓練』に参加するかどうかも
その日の気分次第と聞いている」
「……そうかい」
肩をすくめた森崎が、ふと銀の鎧の一団を見やる。
と、驚いたように声を上げた。
「ん? ……おいおい、何やってんだあの連中」
森崎の視線の先、一団は大きな円を描くように広がっている。
その円の中に進み出たのは二つの鎧姿である。
背丈よりも長い巨大なランスを下げた二人は、円の端と端で互いに向かい合うように
ゆっくりと馬を回すと、静止する。
眉根を寄せる森崎の脇で、ヤングが唸るように言った。
「……あれはジョスト、だろう」
「はァ?」
耳慣れぬ単語を森崎が頭の中から探し出すまで、しばしの時間を要した。
「ジョスト……って、まさか馬上槍試合か!?」
「その通りだ」
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