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【天狗A】キャプテン霊夢22【クラブA】
[635]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/08/06(月) 00:28:21 ID:T+lofylo
霊夢「ご、ごめんね、散らかってて」
早苗「いえ、凄く片付いててびっくりしました……」
実際、霊夢の部屋は綺麗に片付いていた。これは霊夢が几帳面というよりも、
余り物に執着しない性格のため、単純に物が少ないというだけの話である。
必要のないものでもとりあえず置いておくとある魔砲使いとは対照的である。
霊夢「それで、どうしたのかしら?あ、いえ、ただ遊びに来たんだったらそれでも良いんだけど……」
早苗「あ、その、えーと……」
何と言いだそうか迷っている様子で視線を迷わす早苗。
膝に置いた手にぎゅっと力が入り、彼女の服に皺を作る。
やがて、決意したかのように顔を引き締めて、霊夢を見据える。
早苗「霊夢さん!」
霊夢「は、はいっ!?何でしょう!?」
突然口調が強くなった早苗に思わず敬語で返してしまう霊夢。
一方の早苗は、先ほどの強い口調が嘘のようにポツポツと言葉を紡いでいく。
早苗「あ、あの……宜しければ、今度一緒に何処かにお出掛けしませんか?」
霊夢「え……」
そこまで言ったと思ったら、途端に俯いてしまう早苗。
よく見ると、その顔色はお風呂上りだけではない理由で赤く染まっていた。
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0ch BBS 2007-01-24