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【天狗A】キャプテン霊夢22【クラブA】


[700]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/08/10(金) 02:05:33 ID:zoB3RQbE
カルロスが全体を見渡して問いかける。それに答えたのはキャプテンの霊夢。

霊夢「一番慣れてるのはダブルボランチ型の3−5−2だけど……」

リリカ「確かにその形が一番多いよね」

メルラン「最初の大会はダイヤモンドの4−4−2がほとんどだったけどねー」

霊夢の答えにチームメンバーも頷く。実際、色々なフォーメーションを試してはみたが、
一番多く選択しているのは3−5−2の形である。トップ下に霊夢、ダブルボランチに早苗とリリー、
サイドハーフに希、妖夢、ルナサの内2人、という強力な中盤を最大限に活かせる形だ。

しかし、カルロスはそれを聞くと少し難しい顔をして考え込む。

カルロス「そうか……本来、ゾーンプレスはフラット型の4−4−2や4−3−3のように守備の
     ライン数が少ない方が実践しやすいのだが……。まあそこの判断はお前達に任せる。
     説明を続けるぞ。ゾーンプレスは攻守両面に優れた戦術だが、勿論欠点もある。

     それは大きく分けて二つ。一つ目は高い位置で積極的にプレスを掛ける関係上、
     体力の消耗が通常の守備よりも大きい。そしてもう一つがディフェンスラインを
     積極的に上げる関係上、万が一ロングフィードを通されると一気にピンチに陥りやすい。
     これは、特にゾーンプレスに慣れていない時に起こりやすいリスクだ。
     オフサイドトラップと併用すれば多少はリスクを減らせるが、
     そこまで完璧に仕上げるには相当の時間が掛かるだろうな」

早苗「なるほど……確かにこれを実践するのは相当な練習が必要ですね」

妖夢「ゾーンを守るという考え方と、臨機応変にゾーンを移動する、という考え方を
   自分の中で両立させるのが中々に難しいですね……」

その後もカルロスは丁寧にゾーンプレスの内容を図で説明しながら、練習方法を教示していく。
霊夢達には完全に理解しきれない事も多かったが、其の度に質問をして少しずつ疑問点を減らしていく。


0ch BBS 2007-01-24