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【天狗A】キャプテン霊夢22【クラブA】


[809]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/08/14(火) 00:30:39 ID:bhv9GS02
(一方、虹色有頂天のミーティング)

新田&浦辺「「……」」

天子「これが今日の試合のフォーメーションよ……ってどうしたの、二人とも?」

新田「どうしたもこうしたも……」

浦辺「流石にこのフォーメーションはどうかと思うんだが……」

新田と浦辺が黙り込んだ理由は天子が提示したフォーメーションにあった。
奇抜に過ぎる、という程ではないが、新田達のいる外の世界では滅多に見られない形だからだ。
しかし天子は全く気にする事なく二人に向けて理由を話す。

天子「仕方ないじゃない。霊夢のチーム相手にまともにやったって総合力じゃ多分劣るし。
   それだったら、これくらい一点集中した方が勝ち目はあると思うわよ?
   疾きこと風の如く、侵略すること火の如くってね」

衣玖「総領娘様、それは少し使い方が違う気が……」

天子「良いのよ、ニュアンスが伝われば。まあ、練習試合だし気楽にいきましょう。
   フランとこいしも、大会とかじゃないから好きにプレイして良いわよ」

フラン・こいし「「はーい!!!」」

衣玖「(ふむ、天子様もこんな考え方が出来たのですね。少しは成長されているのでしょうか)」

天子はかなりの自信家だ。緋想の剣を使っての実戦ならばそうそう負けない自信はあるし、
そういう勝負に関して言えば、自身のプライドを賭けて全力で勝ちにいくタイプではある。
しかし、事がサッカーとなれば話は別だ。あくまで彼女にとってサッカーは退屈な時間を
潰す為の遊びの一種であり、その勝ち負けに天人としてのプライドまで賭ける気はないらしい。


0ch BBS 2007-01-24