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【天狗A】キャプテン霊夢22【クラブA】


[995]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/09/08(土) 22:20:51 ID:???
希「うきゃあーーー!?」

急にスピードを上げた文の帯が一気に伸びた為、
それに引っ張られる形で希が地面に引きずられる。
文はそれを見届けると、一旦止まって希の方に近寄る。

希「いつつ……」

文「私との距離が15m以上離れたら、当然帯は引っ張られます。
  そうなると、今みたいになりますよ?ってもう遅かったみたいですね」

希「言うの遅いよ!っていうか明らかに今タイミング狙ってたよね!?」

文「はて、何の事だか。……最初は引っ張られたら今のように止まってあげます。
  ですが、いつまでもは待ってあげませんよ?15mの帯……この距離を縮めない限り、
  希さん、貴女はいつまでもこうして無様に地を這う事になりますよ?」

希「うう……このくらいでぇ!!!」

ダダダダダッ!!!

文「おっと。まだまだ元気そうですね。そう来なくては」

がむしゃらな希の突進を軽く避けつつ、再び距離を取る文。
希も転んだ時の傷を気にする事もなく、全力疾走で文を追いかける。

文「(ふふ、中々良い根性してるじゃありませんか。
   それでこそ、こっちも鍛え甲斐があるというものですよ)」

心の中で笑みを浮かべつつ、再び希との鬼ごっこに臨む文。
こうして、二人は日が暮れるまで妖怪の山を駆け回るのだった。


0ch BBS 2007-01-24