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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[104]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/20(金) 09:40:07 ID:???
三杉「(ブンデスリーグ3位、ウェルダーブレーメン。相手にとって不足はない。
   だが肝心のうちのチームが……今のままではとても太刀打ちできそうにはない。
   何より相手方のチームに失礼に値する可能性のほうが高い……)」

三杉は寮の窓から見下ろせるグラウンドにてボールを蹴る選手たちを見てため息を吐く。
貴公子と呼ぶに相応しい整った顔立ち、やや細面の顔が儚さを醸し出す実に絵になる光景だ。
が、彼の心境はそんな芸術思考とはかけ離れた焦燥と無念さで埋め尽くされている。

三杉「また始まったか。勘弁してくれ。今では心臓より胃の病気のほうが心配になってきてるんだから…」



クライフォート「さぁ、そろそろ本格的な練習へと切り替えていこうか」

ディック「へへへ…お前のその無駄にデカイ図体があればすぐにものに出来るさ。頑張りな」

リブタ「う、うう……やだよぉ。お、俺には無理だよ。できっこないよぉ」

現在アヤックスのキャプテンを任されているブライアン=クライフォートの指導のもとでディフェンスの練習が行われていた。

ドールマン「いいからやるんだよ!この『ダーティディフェンス』さえ覚えれば
      俺たちアヤックスはどんなチームが相手だろうと勝てるチームになれるんだ!」

リブタ「そ、そんな事言ったってぇ……」

クライフォート「……まったく。そんな弱気ではとてもアヤックスの、引いてはオランダ代表のゴール前は任せられんな。
        監督に進言しておこう。リブタは新体制のアヤックスに馴染められない落ちこぼれだとな」

リブタ「ま、待ってよぉ!やるよ!やるから!だからそれだけは堪忍してくれよ〜!
    (そうだ……俺は守らなくちゃいけない。あいつが、イスラスが戻って来られる場所を……!)」


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0ch BBS 2007-01-24