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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[109]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/07/20(金) 09:46:17 ID:???
シャル「うん……。だからわたしは待ってる。イスラスがいつか帰ってきてくれるって。
イスラスは再起不能の怪我なんかしてない。あのときの試合で倒れた時もすぐに目を覚ましてくれたもん……!」
リブタ「でも、いったいどこに行っちゃったんだろう。俺達に何も告げずにいなくなっちゃうなんて…何か事件にでも巻き込まれてるんじゃ」
三杉「しっかりしろ!今の君たちがそんな態度でどうする!これでは昔と同じだ!イスラスに頼りきっていた昔のアヤックスと同じなんだ!」
シャル「三杉……!」
リブタ「う……」
三杉「彼が帰ってくる居場所を守ると決意したんだろ?だったら彼が帰ってくるのを信じて待つんだ。
本当に彼のことを信じ続けることが出来る覚悟があるならば、耐えられるはずだ。
……諦めちゃダメだ。自分から希望を捨てるようなことをしてはいけない。心が弱くなってしまうから」
重い病気に苛まれ、長い間苦しんできた自分だからこそ言える言葉だった。
体の状態が悪くなることよりも、心が弱り切ってしまうことこそが三杉にとってよほど怖かったのだ。
三杉「(ボクはサッカーを辞めないよ。もし1分や2分しかプレーできなくても、
ボクは必ずフィールドに立つ。いつかボクは必ずこの心臓病にも打ち勝ってみせる。
未だ叶わないこの夢も、ボク自信が諦めない限り、心が折れない限りいつか必ず叶うはずなんだ。だから…)」
だからどうか君たちも。自分を見失わずに信じ続けることを止めないで欲しい。そう三杉が語りかけようとしたその時。
????「どうした。辛気臭い顔しやがって。誰かの葬式でもやってるのか?」
リブタ「え……う、嘘…!」
シャル「夢……じゃないよね?」
三杉「(おやおや。こうもあっけなく夢が叶うこともあるんだね。全く……。だけどこれでアヤックスは再び変われる。
森崎、君とプロの舞台で戦える日が来るのを楽しみに待っているよ。そして、あの人との約束も……)」
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0ch BBS 2007-01-24