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1- レス

【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[177]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 05:29:02 ID:???
アンナ「詳しいことは現地についてから。もうまもなくつくと思うから、心を落ち着かせて。
    どんな状況に陥っても冷静に対処できるような精神を準備させておきなさい。
    ……私から言えるのはそれだけ。あとは星の導きと……あなたの努力次第」

森崎「えっ、それってどういう……うわっ!?」

バシュンッ!!ドシャッ!

森崎「いってぇ!」

体を突き抜けるような光が一瞬きらめき、空に投げ出されるような浮遊感に包まれる。
次の瞬間、しこたまお尻を地面に打ち付けられ、痛みとともに自分が再びこの異世界に来たことを実感する。

森崎「お、ここは多分アリティア城だな。とりあえず玉座の間に行ってマルスに会いに行くとするか」

森崎は手近な兵士に部屋への道のりを聞き出そうとする。

兵士「ひ…ひいっ!わわ、私めがそんな大層な役割を……!きき、恐縮であります…!」

森崎「(なんだいなんだいビビるくらいに畏まりやがって。まぁ俺はこの世界の救世主、
   異界から来た英雄とまで称された人間だ。これくらい普通かもな…なんつって!)」

ドイツ・ブンデスリーガでの自分の肩書きはプロ選手といってもまだまだヒヨッコレベル。
それに比べて此方の大陸では世界でも有数の有名人だ。虚栄心の塊だった森崎の気分はすこぶる良くなる。

森崎「よし、早速入ってみよう。…うん?」

扉に入ろうとしたその時、横部屋のほうから手招きする姿が見える。あれは…


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