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1- レス

【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[198]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/23(月) 19:19:42 ID:???
兵士「…………ッ!!!!」

ものすごいスピードでブレながら進む凶弾は兵士の顎にクリーンヒットする。
吹き飛んだ兵士は壁にぶち当たりガクリとうなだれるしかなかった。

森崎「なんだなんでぇ。どこが有望株だよ。あれじゃあ棒立ちの糞の役にも立たねぇカカシじゃねぇか。
   おい、もっと強い相手はいねぇのか?これじゃああまりにも消化不良だぜ…」

マルス「……だったらもう一度彼と戦ってくれないか?」

森崎「なにィ?あの雑魚兵士だったら俺達のシュートで吹っ飛んで気絶して……ほぉ」

兵士「…………(冷静になれ森崎有三。相手は俺自身。何よりも自分が一番わかっているはずだ)」

全身を駆け巡る痛みに歯を食いしばり立ち上がる。ここで倒れる訳にはいかない。
どんなことをしてでも。『森崎有三』という存在を無かったことになどしたくはない。

森崎「(もうこの力に頼ることになるなんてな。俺は思った以上に誰かに頼らないと戦えない弱いイキモノだ。
   だけど、それがどうした。弱いからどうした。俺は俺だ!ラムカーネじゃない!森崎有三なんだっ!!)」

懐に忍ばせておいた道具のことを思い出す。掌から伝わるその力は自分では絶対に届かない、
けれども手を伸ばさずにはいられない、届かせずにはいられない。そんな光が森崎を奮い立たせる。

森崎「(確かめさせてもらうぜ。俺の新しい可能性。そして……みんなの力を!!)」


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0ch BBS 2007-01-24