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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[211]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:16:11 ID:???
森崎「許せねぇんだよ」

若林「何が」

森崎「お前に借りを作っちまったこと。何よりお前が潰れたことでどこかで喜んでいるであろう俺自身を!
   ……なんでお前なんだ!なんでこんなに苦しいんだ!なんで…なんでこんなに……後悔してんだ……」

絶対に見せたくない相手の一人に、森崎は涙を流してしまっていた。
また一つ自分は重い業を背負うことになってしまうのか。
その苦しみが森崎の小さな体を押しつぶしてくるのを耐えるように静かに涙をこぼす。

若林「バーカ。お前の涙なんか見せられたところで嬉しくもなんともねぇよ。
   そんな事を言いに来る暇があるんなら練習して少しでも俺との差を縮めようとするのが昔のお前だっただろ」

森崎「……違うんだ」

若林「何が」

森崎「俺はお前のせいで中山が才能を失ったとずっと思っていて、お前のことを酷く恨んでいた。
   だけどアイツが破滅に陥った原因は俺にもあったことに気付かされて……
   この憤りをどこにぶつけていいか分からなかった。ブンデスでお前に勝つことで晴らそうとしていたかもしれん」

シュナイダーの誘いを受けて乗り込むことを決意したドイツ・ブンデスリーガ。
その決断に至った理由の一つに、若林との決着を付けたいという気持ちがどこかにあったのかもしれない。

若林「……お前はさ。この1年間プロ選手として戦ってきてどうだった?」

森崎「え?」


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0ch BBS 2007-01-24