※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[212]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:17:28 ID:???
若林「俺はさ、楽しかったぜ。シュナイダーがシーズン途中で負傷離脱してリーグ戦がつまらなくなると思っていたのにさ。
   別のチームからのオファーの誘いの手紙にホイホイ乗せられそうになっていたりもした。
   ……お前たちブレーメンがいつも背中に張り付いて離れなかったからだと思う」

森崎「ま、まぁ俺がいなければブレーメンなんて中堅チーム上位クラスには残れなかっただろうがな」

若林「こんなGKとして致命的な怪我をして来季はどうすんだ?戦力外として放出されるんじゃないか?
   そんな不安もあったけどさ。やっぱり俺は『サッカー』が好きなんだよ。
   お前や他のライバルたちの戦いがあったから、あの喜びを来季も味わいたいから。
   ……俺はこんな怪我になんか負けやしねぇ。だからお前も俺の心配してる暇があるならもう少し自分のことも心配しろ」

森崎「……」

若林「わかるんだよ、なんとなくだがな。昔から怪我に悩まされてきたからなのか……
   お前も決して万全な状態じゃない。いろいろ騙し騙し戦ってきたんだろうよ」

森崎「若林……」

若林「お前が何か危ない世界に片足突っ込んでるってのは聞いている。
   カシムと言ったか。お前のことをよく楽しそうに話してくれる気のいいやつだ」

森崎「カシムが…?カシムが来ているのか?」

ワールドユース大会で自分を応援しに来てくれた青髪の少し貧相な顔の青年。
だけど家族思いで決めたからにはやり通す芯の強さを持った自慢の親友の一人だ。

若林「少し前に自分の世界に戻っていったがな。お前によろしくと伝えていた。
   ……約束だ。来シーズンまでに俺は必ずこの怪我を治してみせる。
   だからお前も問題を解決して俺のことを追いかけてこい。
   『ヨーロッパ最優秀GK』の座はそう簡単には渡さないぜ?」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24